腰痛 冷やして治す アイシング
腰痛で筋肉を冷やす効果とは
腰痛になった時、筋肉に痛みやこわばりがあればその部分を氷やアイスパックで冷やすと気持ちがよいだけでなく、アイシングで痛みも和らぐことが少なくありません。
冷やすことで腰痛に効果をもたらすのは次の理由があるからです。
「痛い」という感覚や、他に「冷たい」「熱い」という感覚も身体の末端で受けた刺激は神経によって脳に伝達されます。
痛むところに冷たい刺激を与えると、痛みを伝える神経と冷たさを伝える神経とがその作用をお互い干渉しあうことになります。
その結果、痛みが和らげられるというのが一番の理由です。
もう一つの理由は、冷たい刺激の2次的反応として血液の循環が促されるという点です。
痛みのある筋肉はだいたい血液の流れが悪くなっています。
そこをアイシングで冷やすと一度は温度が下がります。
ところが、私たちの身体には常に恒常性を保とうとする生理的な作用があるため、温度が低くなった組織に血液が集まり、逆に前よりも温度が高くなるという現象が起こるのです。
ただし、冷やしすぎるとかえって血液の循環が悪くなってしまいますので10~15分間隔で冷やしたり離したりしましょう。
では、効果的に腰を冷やして、アイシングで痛みをとる方法を紹介します。
冷シップよりも効果的に冷やす方法
ビニール袋に冷蔵庫の氷を3〜5個入れ、温度を下げるために食塩を一つまみ入れます。
①最も強く痛みのある部分に氷を当てます。
②痛む部位の真ん中に氷の角を当て、ゆっくり力を加えて約10秒たったら離します。
③5秒ほど休んで再び氷を当てます。
以上、①〜③まで皮膚が赤くなるまで続け、場所を少し移動し周辺も冷やします。
氷以外にもアイスノンを冷凍庫で冷やしておいて、それを水で濡らして絞ったタオルに包んで同じようにアイシングをしても構いません。
冷やして痛みが取れた後は・・・
ギックリ腰の応急処置として、腰を効果的に冷やして治す方法を紹介しました。
この方法で腰痛は軽減されるでしょう。
しかし、炎症を起こした筋肉は痛みが治まったとしても癖になり
また腰痛を再発する場合がほとんどです。
例えば、
・重たいものを持ち上げるとき
・腰をひねった瞬間
・朝、布団から起き上がろうとしたとき
・前かがみになったとき
・誤った寝方
腰痛の時に、冷やすか、温めるのか迷う時がありますが、上記のような動きをして急激な痛みが出た時は冷やす方がいいです。
痛みが治まっていてもまだ炎症を起こしている場合、筋肉は完全には回復していません。
硬い筋肉を無理に動かす動作が引き金となって、筋肉に負担がかかている場合は骨のズレを引き起こしている場合があります。
この『骨のズレ』に関しては冷やしただけでは改善されないのです。
バリンタイでは
冷やして痛みが取れた後の施術を行います。
カイロプラクティックは問題のある関節にピンポイントに矯正することにより身体に最小限の刺激で最大の効果を発揮できるような痛くない矯正です。
また、本来の姿勢を取り戻すための
椎間板専用ベッドを使用します。
筋肉はもちろん、筋膜、靭帯、椎間板、神経系までアプローチできる腰痛専用のベッドを使用し、あらゆる角度からアプローチしていきます。
痛みが取れた後は、再発防止のために腰の歪みのチェックにお越しください。